硫化銀彩ボウル/瀬川辰馬

口径22.25cm 高さ8cm

古代の器のような趣を持ちます。

硫化銀彩シリーズは、銀を陶器表面に焼きつけた後、
硫化処理を施し着彩されています。
銀製品と同様、使っていない状態でも空気に触れることで自然と光沢が収まり
その表情はより落ち着いた風合いへと自然と経年変化します。
器を育ててお楽しみください。

硫化銀彩シリーズの取扱について

硫化銀彩特有の取扱注意点
○洗う際には中性洗剤を含ませた柔らかいスポンジでやさしく洗ってください。
研磨剤入りのスポンジやシルバー磨き剤や水で溶いた重曹で磨きますと
硫化膜を削り取ることになりしたじの銀の色が露出してきますので絶対におやめください。

通常の銀彩と共通の取扱注意
○料理を盛る前には器をしばらく水につけ、軽く拭いてからお使いいただくと
汚れやにおいが染み込みません。
○塩素系洗剤や漂白剤の使用はお控えください。銀が塩化し変色の原因となります。
○食洗機の使用はお控えください。強い水圧が表面を傷つけてしまう可能性があります。
○電子レンジの使用はお控えください。スパークが発生する可能性があります。
○酢やレモン汁など酸が強く含まれるものを盛ると表面が黒ずむことがあります。
卵料理(目玉焼きなど)を盛ると卵に含まれる硫黄分によって変色することがあります。

瀬川さんのホームページから

biography
1988.10 神奈川県生まれ
2014.3 多治見市陶磁器意匠研究所デザインコース修了
2014.4 東京千住にアトリエを構える
2017.1 千葉県長柄町に薪窯を開窯
現在、東京と千葉の2拠点にて制作活動を行う

statement
オーセンティックな宗教から俗流のスピリチュアルまで、私は特定の信仰は持ちませんが、自分の生がある大きな循環の一部分であることを実感しながら生きたいとは思っています。

食べることも呑むことも私は大いに嗜む種類の人間です。が、だからこそ動植物の生命を調理し自らの糧とする食事の時間は私にとって、あかるく具体的な祈りの時間でもあります。

そして、うつわは無宗教の私にとってのちいさな教会です。

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